世界にあるものごとを無限次元の空間で記述したときに、部分空間のベクトルの向きが別の概念と同じときに、これはほげ概念のn%のノルムを持っているという意味のタグ付けが可能な気はする。
— ╹◡╹ )< よく噛んで食べる (@non_117) 2017年4月22日
そして、無限次元といってもたかだか人間の感覚分解能に律速されるのではないか。
感覚分解能と雑に言ったがたぶんニューロンの扱える次元の数が限界値。しかし、下記のように情報を圧縮している。
高次元の情報を学習ずみのニューロンにある状態(偏見)で置き換えて次元を圧縮するのが、脳であり、ニューラルネットワークなのかなぁ。
— ╹◡╹ )< よく噛んで食べる (@non_117) 2017年4月23日
学習は、人間でも機械でもそんなに変わらなくて、正解と不正解をひたすら突っ込んで内部の状態を作っている。
究極的には、人間社会で後天的に学べる概念はネットワーク上の状態として蓄積することは可能なはずである。ネットワーク上の状態とは、まさしくニューラルネットワークの内部状態のことで、あれは情報を入れたら次元を圧縮して出してくるフィルタのようなものとも言えるのではないか。
人間が社会的に学習する概念はDNNで学習可能だとすると、感情はどうなのかという疑問が残る。私の偏見では感情は遺伝子レベルのプリインストールな状態で、他の種や生存上の競合に対抗するためには必須の仕組みだったのだろうと飼っている🐭たちを見て思う。
となると、上記の究極を達成して強い人工知能ができたとしたら、感情とか備えてない可能性はある。強い人工知能さんに人権を与えるかどうかがSF的なおもしろポイントで、我々は感情を持っている動くものに人権を認めているのか、それとも人間レベルの知能を持った種に人権を認めているのかという話になってくる。私の意見としては前者が優勢で、実際一部の人の間ではイルカやペットに人権らしきものが生じている。
なので、感情させ実装しなければ強い人工知能さんの人権問題は杞憂かもしれない。もちろん、強(略)さんのふるまいを見て勝手に人権を付与する人はたくさん出てくると思うので、対人インターフェイスの設計も問題になってくる。
いろいろ考えた結果言語化がめんどくさくなってやめるのがよくある
— ╹◡╹ )< よく噛んで食べる (@non_117) 2017年4月23日
Twitterでまとまった妄想を書くのはたいへん。
余談だが、ニューラルネットワークの出力結果は最初に述べたタグづけに近いものになっていて
Using deep learning to listen for whales — Daniel Nouri's Blog
ご覧の通りである。