関西コミティアで頒布する同人誌を作っていた
ここ2週間くらい妻氏の同人誌制作を手伝っている。
同人活動はもう3年か4年続けており、ほとんど家業である。私もアシスタントやレビュー担当として働いているので、締め切り前は忙しい。
なんとか徹夜せずに入稿できた。製本ミスもなく無事に刷りあがって今日関西コミティアで頒布していた。
今回から、というか昨年12月から不定期自主連載をしている。
ふつう同人誌といえば締め切りが近づいてから原稿を初めて、ギリギリまで作業をするものだが、いろいろあって日常的に漫画を描くようになった。
生活に原稿を組み込むので、締め切りに振り回されないよう不定期連載ということにした。とはいえダレるのも良くないので3週間8pくらいの出力を維持している*1。
こうして完成したのが80pの同人誌だ。分厚い本ができると達成感があってよい。しかも、徹夜をせずにこの本ができたのだ。「毎日少しずつ」の威力を感じている。
ワインセラーでザワークラウトの発酵実験をしている
これまで作ってきたザワークラウトは常温で発酵させていたせいで少し硫黄臭があった。妻氏は気にせずおいしく食べているようだが、私は硫黄臭が苦手である。ゆで卵の黄身のところのあの匂い。
そこでワインセラーによる低温発酵を試みることにした。発酵食品はもれなく低温発酵をすると風味が繊細になる。ザワークラウトの場合は硫黄臭が出にくくなるそうだ。
低温とはだいたい10度台である。冷蔵庫だと温度が低すぎるのでワインセラーが最適なのだ。
ただ、温度が低いと発酵は遅くなる。気長に乳酸ができるのを待つことになるだろう。
48時間経ったところで味見をしたところすでによい風味があった。楽しみである。
できごと・雑記
- ほとんど漫画の手伝いをしていたのでアウトライナー開発や読書はできていない。まあ家業なので仕方がない。今度妻氏にはごはんを奢ってもらおう。
- ワイン沼にも入りかけており、ワイングラスを買った。お酒の香りがよく感じられてよい。
ただ、足つきのグラスを買ったせいで収納に困った。無印良品のプラケースがぴったりサイズで助かった。
- topisyuがなんか言っていたが、あのブログ記事の主張を敷衍すると「表現者は消費者にあれこれ語りかけるな」まで言えると思った。
SNSが発生して以降、著者、映画監督等々が見苦しい発言をすることは増えている。
古い考えではあるが「表現者は作品で示すだけにしておく」のが良いと思う。SNSがうるさい時代だからこそ、SNSユーザーと社会的表現者の人格を分けておいたほうがいいいのだろうな。
*1:漫画(あらゆる表現物)は描くのがたいへんなわりに消費されるのは一瞬なのだ