雑記
エアコンが壊れた
寝室のエアコンが壊れてしまった。
暖房は動いていたので、冬のあいだに冷房と除湿だけ壊れたことになる。
京都の湿度はまことに厳しいので、夜にエアコンがつけられないのは死活問題である。睡眠が終わってしまう。
管理会社にFwdされたエアコン修理業者に電話をしてみると「古すぎてダメ」とのこと。30年ものなので仕方がない。交換することになった。
業者のおじさんチームが家にやってきて古いエアコンの調査をする。スイッチを入れるなり「あかんわこれ」と言われた。あかんらしい。そのまま交換することに。
おじさんチームは寡黙な技術者おじさんとコミュニケーション担当おじさんで構成されていた。技術者おじさんがエアコンの据え付け作業、電気工事をしていた。
技おじはほとんど喋らず、「よっこいしょ」という独り言を9回発していただけだった。寡黙である。コミュおじは足りない部品を買ってきたり私と雑談をしたり。
寡黙な人と喋れる人を組み合わせるのはよいチーム構成だ。ソフトウェアエンジニアのチームでもよくやるし、世の中でも一般的な組み方なのだろう。
エアコンは無事に交換された。気温が35℃になる直前に修理されてじつに運がよかった。もう少し交換判断が遅れていたら2週間人権のない睡眠をしていたことだろう。
三菱電機のエアコンは立ち上がりが遅い、という知識を得た。
大家の好みなのか知らないが、この家に導入されているエアコンは霧ヶ峰のみである。しかし、コミュおじによると三菱のエアコンは立ち上がりが遅く、スイッチを入れてから冷風が出てくるまでタイムラグがあるらしい。この性質のせいで、せっかちな人は壊れたと思いこむそうだ。
スイカの皮入りザワークラウト
スイカの皮の漬物を知り、ザワークラウトに入れてみた。スイカはミネラルが豊富で暑さ対策によい野菜である。夏に弱い妻氏がよく食べているのだが、皮が余っていたのだ。
ミネラルは酵母や乳酸菌にも必須の栄養素だ。これらがじゅうぶんにないと彼らは増えることができない。パン用酵母液にも必要だし、漬物にもあるとよい。
という次第で、スイカの皮入りのザワークラウトを仕込んだ。どんな味になるのか楽しみである。
スイカの皮はモルモットにも与えている。どうやら好物のようで与えると夢中で食べる。長崎バイオパークのモルモットやカピバラもスイカの皮を好むので、そういうものらしい。
カボチャやキュウリもモルモットに人気の野菜である。ウリ科はすごい。
ザワークラウトそうめん
新たな朝食メニューを開発した。ザワークラウトそうめんである。そうめんを茹でてザワークラウト、オリーブオイルと和えるだけのもの。
これだけだとタンパク質が足りないので半熟ゆで卵も潰して混ぜて食べる。たいへんうまい。ザワークラウトは調味料であることがよくわかる。
沖縄の味噌を買った
土井善晴氏がよくおすすめしている「おきなわのおみそ」を買った。玉那覇味噌醤油という会社が作っている「王朝みそ」がそれである。味が濃くて気に入っており、たまに買っている。
全国のいろいろな味噌を食べてみたい。楽天で買うのがよいだろうか。楽天は特産品を買うのによいプラットフォームな気がする。
特産品と消費者のマッチングとしてはふるさと納税という手段もある。私も昔はふるさと納税で買い物をしていたのだが、京都市の財政がやばすぎるのでまじめに納税をするようになった。
特産品をインターネットで買えるのは便利なので、ふるさと納税の検索機能だけを使う。マッチングプラットフォームとして、ふるさと納税の本来の趣旨のところに乗っかり、購入は直接する。
出社に備えて弁当箱を買った
出社しないとできない業務が入ったので、弁当を作ることにした。
弁当の内容は具だくさん味噌汁とおにぎり。夕食とほとんど同じである。味噌汁を入れるので、スープジャータイプの弁当箱が必要になる。サーモスの製品にした。
妻氏は1年くらいこの弁当を運用している。味噌汁弁当はじつに簡単で運用しやすいのだ。
仕込みは必要で、前日の夜に野菜を切っておく。スープジャーの保温・余熱で火が入るので、大きめに切ってもよい。雑でいい。
朝起きたら鍋に切りおきしておいた野菜、薄切り肉をいれて煮込み、味噌とともにジャーにいれる。だいたい10分くらいで作れるのでおすすめだ。
できれば性能のよい鍋と電気ポットがあるとよい。もっと素早く作れるだろう。
古い自作PCをパソコン工房に送りつけた
ありがたいことにパソコン工房は自作PCも買いとってくれる。箱に詰めて免許証のコピーを添えて送るだけ。これで家が広くなる。
ふつうはメルカリを使うところだが、コミュニケーションが面倒なので物を売るときはシステム化されたところを使う。
また、信用の問題もある。我が家で余ったiPad Proをメルカリで売ったとき、ヤマト運輸は届けたと言っているのに「届いていない、商品が抜きとられていた」と主張する輩に当たったことがある。メルカリ当局の仲裁により代金は回収できたのでよかったのだが、この件によってメルカリ市場の印象は最悪になった。
物を売る目的は「家を広くすること」「まだ使えるものを捨てないこと」である。たしかに「お金を得ること」も目的にできるが、その優先度は低い。めんどうなコミュニケーションとトラブルを引きうけてまで小銭稼ぎをすべきではない。
低血圧で困ってることに気づいた
たまに頭がぼーっとして考えごとや読書ができなくなる。でも、横になると解消する。
ずっと不思議に思いつつ耐えていたのだが、先日低血圧という仮説を思いついた。血圧が足りなくて頭に血が入らないという理屈だ。
実際に私の血圧は低い。健康診断では上が98だった。数年続けてこのくらいなので、本態性低血圧というやつだろう。
ぼーっとするときと血圧に相関関係があるのか、が気になり血圧計を入手した。そして計測してみるとやはり低かった。いちばん低いときは88とか。朝はだいたい90台である。
健康という観点では低血圧なのは喜ばしい。たとえ冷え性やだるさの原因になっていたとしても、高血圧で死にやすいよりはマシである。
妻氏も同じくらいの血圧なので健康な食生活であることがわかる。妻氏が低血圧で苦労していないのは私に比べて背が低い、筋肉量が少ないからだろう。筋肉が多い組織に血を送りこむにはより高い圧が必要なのだ。
一汁一菜と焼き魚の生活をすると血圧は下がるようである。和食は塩分が多いとされるが、現代の味噌は薄味なので大丈夫なのだろう。
低血圧は病気ではない、とされるので医者に相談しても意味がない。自分でなんとかするしかなさそうだ。
低いならあげればいいじゃん、とは思うのだが塩分摂取量を増やすのはいかがなものか。歳をとるにつれて自然に血圧があがっていくため、あえて不健康に投資する理由はない。私は早死にに興味はない。
即効性のある方法としてカフェインがある。コーヒーを飲んで実験をしたところ、みごとに血圧が20あがってくれた。
ただ、残念なことに効果は30分から1時間しかもたない。一日中飲み続けると自律神経が壊れてしまうのでこれは非常手段である。
現実的なのは、横になって読書や考えごとをすること、である。脳に血が入りにくいのは物理的な現象なので、横になれば重力に逆らわなくてすむのだ。
出社したときには使いにくい手段だが、在宅勤務や趣味の活動においては有効だ。
心臓を強くする、というまっとうな方法もある。いわゆるスポーツ心臓というやつだ。散歩やランニングをするとそうなるのだろう。長期的にはこれを狙うべきだと思われる。
いまこれを書きながらEDMを聴いていたのだが、血圧があがって集中できるのに気づいた。そういえばBPMと血圧には相関関係があるのだった。
「一般的に、60BPMを超えるテンポの楽曲を聴くと、心拍数と血圧が上がる。ダンス音楽では特に顕著だ」
ドライブするとき危険な曲――第1位は意外にも……? - ITmedia NEWS
これでいいじゃん。私はなぜか昔からダンスミュージックを好んで聴いている。どうやら、自然と最適な方法を採っていたようである。爆音EDMで血圧上昇、これである。