2月初旬に新婚旅行としてロンドン、ローマに行ってきた。どんな準備をして、役に立ったこと、役に立たなかったことなどを記録しておく。
航空券手配
いろいろ事情があり、直前まで欧州旅行を決行するかは不明だったのだが、1月の韓国旅行のあと決心ができて行くことになった。
双方の職場環境を鑑みると休みが取れる日付は固定で、動かしようがなかった。旅行まで約3週間前に航空券を予約したが、結果的にこれは遅かった。特に今回はミラノ・コルティナオリンピックに被ってるのが痛かった。欧州観光は、冬季はオフシーズンではあるが、できれば3ヶ月前に予約するのが良い。もし夏のハイシーズンであれば半年前の予約が良い。
今回、私と妻はロンドンとローマへ行くことにした。私の関心が高くて妻の個人旅行で経験のあるロンドンは前提として、ロンドンだけでは時間がもったいないから、という理由でローマを追加した。
理想的には、ロンドンで欧州入りし、南へ下ってゆくルートがよろしい。2週間以上の旅程があればフランスを経由しつつ鉄道で移動するのも良いだろう。しかし時間的(1週間)には2都市が精一杯。素直に飛行機で移動することになった。
予約が直前なのもあって、今回はローマから直接関空へ帰るルートが取れなかった。安くて時間に余裕があって、自由度の高いルートはもう残っていない。2回トランジットする、高価なチケットを買う、という選択肢もあったが、関空 - ロンドン、ロンドン - ローマの往復チケットをそれぞれ取り、いったんロンドンに戻ってから関空へ帰るルートを選んだ。

今回私は取れなかったが、Expediaで複数都市周遊の航空券を予約するには、このような検索をする。行きと帰りは空港が違っていても同じ航空会社で予約し、ロンドンとローマの間の移動はまた別の検索をして手配する。OpenJawというルールがあり、厳密に往復でなくても往復に相当する扱い、割引をしてもらえる。航空券は往復で使うことで安くなる仕組みがある。
宿
航空券は予定と体力に合うものを選ぶしかないが、宿はいろいろ選択肢がある。星の数ほどもあるホテルから選ぶにはまず立地。どこを拠点にしてどこへ行きたいかを考えた。
例えばロンドンの場合は大英博物館の近く。だいたいこの辺にしておけば、あちこち便利に出かけられるようだ。私のとったリージェンシーハウスというホテルは地下鉄3路線への接続があり、遊びに行くのに便利だった。それでも候補が多くて選びきれない場合は、レビューを参考にする。今回は「もう20年この宿を使ってるわ」というコメントを決め手にした。結果的に、割り当てられた部屋がどこにあるかわからない、というトラブルはあったものの、概ね満足いく宿だった。ホテルスタッフは親切だし、おいしいイングリッシュブレックファストもついてきた。電子レンジがあり、部屋のカトラリーも便利だったし、チェックインは不要でメールで部屋の暗証番号が教えてもらえる方法だった。

またローマの宿は駅の近くにした。これは治安が理由。空港から特急に乗り、駅に着いたら早足で、まっすぐホテルの部屋に荷物を置くためだ。ローマテルミニ駅も治安は悪く、少し目を離した隙にキャリーケースが持っていかれることもあるという。私の泊まったホテルはそうではなかったが、宿によってはフロントでチェックインをしている隙に荷物を盗られるケースもあるそうだ。油断をしてはならないし隙を見せてはならない。それがローマの治安である。
泊まったのはベットーヤホテルレメディオというところ。旅の真ん中で、ローマというメインコンテンツだったので少しだけ奮発した。結果、とても良い宿泊体験ができた。駅から近いのは言わずもがな、ベッドはシモンズだしカーテンの遮光性が高くて部屋を真っ暗にできる。何も見えないほどの暗闇が作れる宿は初めてだった。家で再現したくなったほど。そして極めつけはバスタブがあること。やはり日本人なので湯船に浸かれると回復できるものがある。日本から持ってきたちょっといい入浴剤はここで役に立った。お察しのとおり、この宿は日本人利用者が多く、フロントスタッフも簡単な日本語が通じるようだった。このように、バスタブの有無で絞り込むのも一つの手だと思う。



各種イベントの予約
ハリーポッターと呪いの子
妻がハリポタファンなのもあって、ロンドンのパレスシアターでロンドン版の呪いの子を観に行くことになっていた。チケットは公式サイトで予約するだけ。Part1が昼過ぎから夕方まで、幕間を挟んで夜にPart2が上演される。それぞれチケットが必要なので、席を選んで押さえる。演劇お馴染みの良い席ほど高くなるシステムだった。簡単な英語が読めてクレジットカード決済ができれば予約できる。
コロッセオ、パンテオン、サンタンジェロ城
これら遺跡や教会、城は入場チケットが必要になる。入り口でQRコードとパスポートを見せるシステムで、どの入場料も10〜30ユーロくらい。公式サイトで予約を取る方法もあると思うのだが、私はGetYourGuideという仲介サービスを使った。代理店が指定された時間の入場枠を確保してくれる仕組みなのだが、おそらく公式サイトを代わりにぽちぽちしてくれているだけだと思う。店に行ってもQRの印刷された紙を受け取るだけだった。英語が読めるなら自分で予約したほうがいい。
レストラン
トリップアドバイザーで出てきたイタリアンレストランを予約した。これも時間を指定しておくだけ。店に行ってみたらアジア人だからかややぞんざいに扱われたが、妻が勇気を出してくれて予約あるんやが、と訴えたら急に店員の態度が変わってよく扱われた。
SIM・保険・たびレジ
eSIM
klookというサービスでSIMを注文した。7日間使い放題で2513円。ヨーロッパどこでも使えるSIMだった。日本でセットアップしておくと、着陸直後から通信ができて便利。klookは他にもアクティビティの予約ができるサービスらしい。使ってないからよくわからないけど。
海外旅行保険
カード付帯のものでも良いと思うが、今回は私がまとめて決済してしまったし、盗難保証を手厚くしたかったので三井住友海上の旅行保険を契約した。盗難保険は注意点があって、高額なカメラやスマホでも10万円程度しか保証されないことが多い。約款に書いてあるのでよく読むこと。
たびレジ
外務省からのいろいろなお知らせを受け取れるサービス。緊急時に利用する大使館の住所、電話番号が乗ったメールが来て便利。大使館・領事館へ用があるときは緊急旅券を発行してもらうときなので、戸籍謄本の原本、コピーを持っておきましょう。
予習
英語の演劇を観るとは言ったが、聴きとれる自信はない。コンテキスト把握が大事なので、事前に映画8本と原作(脚本)を読んでおいた。実は脚本履修がギリギリになってしまい、幕間で焦りながら読むということがあった。早めに、できれば2回くらい読んでおくとよい。
旅行本
地球の歩き方とかそういうの。ロンドンとローマのものを買った。一応買っておいた。移動の計画、宿、ごはんを決めるのに参考になった。
語学本
外国語全般は主に妻に担当していただいた🙏。イタリア語の入門書、指差し単語帳など。指差し単語帳が特に便利だそうな。
街歩き装備
イタリアの治安が悪いのでかなり力を入れて対策した。結果、盗られたのはダミー財布の5ユーロだけだった。スーパーに行ったときに妻のポケットから盗られたらしい。
原則は「貴重品は首から下げて上着の内部に隠す」ということ。これだけで大丈夫だった。あとは「人が多いところで警戒し続ける」という心構えもあると思う。
貴重品はパスポートとカード、現金が入る首掛けのバッグ、紐をつけたスマホ、カメラ、があった。
カメラは持っていくべきではないのだが、どうしても写真撮影をしたくて持っていくことにした。富士フイルムのX-E5で、そこそこコンパクトで重宝している。ストラップはPeak Designの首掛けタイプ。撮影しないときは上着の下に隠しておいて、写真を撮るときだけファスナーを下ろして出し、妻に声をかけた上で構えていた。それでもサンタンジェロ城の橋の上で「hey broいいもん持ってるじゃん韓国人の兄貴」的なことを言われ絡まれた。カメラを持っているアジア人=富裕層のカモと見られるので注意すべし。
これら貴重品をすべて首から下げると肩が凝る。せめてもの負荷分散に、たすき掛けになるよう腕を通して斜めになるように下げるとよい。私の場合はスマホは右手側、パスポートは左手側、カメラは中央に下げるようになった。
この方法は夏場が課題だと思う。通気性の良いジャンパーか何かを使って、暑いのは我慢しながら隠すしかないかも。むしろそれがカモであることのシグナルになる可能性も否めないが、どうしたらいいのかは私にはよくわからない。
機内装備
服: スウェットとサンダル
妻の発案によりスウェットとサンダルで過ごすことに。18時間ほど機内にいるので、動きやすくて楽な格好が良いそうな。実際良かった。スウェットの下はふつうの下着だが、足にはフライトソックスを履いている。エコノミー症候群対策。さらにレッグウォーマーもあったら良かった。寒くて眠れないときのために。機内はたまに冷えることがある。
睡眠: クッション、アイマスク、NCイヤホン
クッションは空気を入れて膨らませるタイプのものを。首用と腰用を持っていったが、キャセイパシフィック航空が枕みたいなクッションを貸してくれたので腰用はいらなかったかも。
アイマスクも買ったが、つけてると眠れないので結局外していた。
NCイヤホンはふだん使っているものを持っていった。BOSE QC Ultra Earbuds 2。けっこう静かになるので重宝した。
充電
コンセント変換は無印のものを持っていった。そこに240V対応延長タップを繋いで、海外対応のAnkerのType-Cアダプタを挿していろいろ充電した。Anker製品でも国内専用のものがあるので、対応してるかよく確認すること。
現金
関空でユーロ、ポンドを両替したが、どちらの国もタッチ決済に対応してるところばかりだった。イタリアの公衆トイレではユーロ硬貨が必要だった。
衣類圧縮バッグ
この製品が良かった。たくさん詰め込んでも小さくできる。二つくらいあると良さそう。
布団乾燥機
海外電圧にも対応している。ダニ退治モードで使うことでトコジラミ対策(気休め)ができる。宿に着くたびに布団をめくってフンがないかチェックし、布団乾燥機を突っ込んで熱風を送り込んでいた。
持っていけば良かったもの
ラップ
特に英国で必要だった。英国のごはんはしょぼいため、スーパーで何かと買うことになる。パンとハム、チーズで自作したサンドイッチがおいしかった。これを持ち運ぶのに使う。他にも旅先での用途はありそう。
ジップロック
お土産の割れ物を持って帰るのに使う。ガラスが飛散したり、液体が漏れたときの保険にする。今回は現地のIKEAで調達した。
お茶パック
水と炭酸水ばかり飲んでいるとだんだんお茶が恋しくなる。トイレが少ないのもあるのだが、旅行中の私はあまり水を飲んでなかった。お茶があればゴクゴク飲めるのになあ、と思ったことが何度かある。
ブリタ浄水器ボトル
水が1本2ポンド3ポンドするのが当たり前だった。毎日2000円近く水を買ってたので、浄水器があるとよい。中身を空にしたら保安検査も通過できないかな。
青汁
野菜にありつけないので、腸の健康のために粉末の青汁を持っていくといいかもしれない。
持っていったけど使わなかったもの
腰バッグ
貴重品を入れるためにスポーツタイプのウエストポーチを持っていった。服の下に隠して使うつもりだったが、必ず腰が痛くなるので早いうちに使わなくなった。重要な貴重品のパスポートとカードは首から下げるポーチに入れていた。
余計なレンズ
レンズは換算35mmと24mmのを持っていったが後者しか使わなかった。広角さえあればいい。
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