実家を出てから初めてシャツにアイロンをかけた。
ふだんの服装は柄が入っていたり入っていなかったりする長袖襟付きのシャツにしている。ソフトウェアエンジニア業界の正装はTシャツなところがあるが、私は紳士を目指しているので(?)シャツにしている。
しかしシャツの手入れは怠ってきた。歩いているときにトラックに袖をひっかけて破いたり、何も考えずに同じものを着て袖がボロボロになったり。そしてその最たるものがアイロンがけ。せっかくシャツを着ているのによれよれのしわしわだと価値が半減ではないか。
最初はスチーマーとかいうやつを買えば楽ちんでしょ?と思ったが、妻がナショナルのアイロンを持っていると言うのでまずはそれを使ってみることにした。重いステンレスの板から蒸気が吹き出すタイプの伝統的なアイロン。最後に使ったのは家庭科の授業だったか。

日曜日の洗濯物を取り込んだあと、ドラム式洗濯機の上にアイロン台を敷いておっかなびっくりアイロンがけをしてみた。焦げて穴があくと怖いから端っこから少しずつ。靴磨きと同じだな。少しずつ試していく。

クローゼットにかかっているシャツも出してきてすべての服の皺を伸ばしきった。やっぱりこういう作業は向いているみたい。手仕事というか、自分にスキルが入っていく作業がなんでも好きなんだな。毎日毎週コツコツやるのも性に合っている。
何種類かの服を扱っているうちに皺が伸びやすい服とそうでない服があるのに気づいた。材質によるのかな。よくわからない。脇に大穴が空いている服もあった。ぜんぜん知らなかった。これはもう無理やな。ただ袖を通すだけでなくアイロンがけをして観察すると服のことがよくわかるような感じがした。今後、どんな布を買うかの判断につながる体験だった。今後も続けてゆく。パリッとした服を着ていたい。