しゅみは人間の分析です

いらんことばかり考えます

栄養とは何か?は未だ不明である

 ライティングの哲学を読んでいたらおもしろいブログを発見した。

 

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という、千葉雅也先生の発言。

インターネット上の記事か何かだろうなと思って検索したら、それらしきブログを見つけた。

ameblo.jp

「食事摂取基準に基づいて」とありますが、食事摂取基準の歴史を見れば、変節の歴史そのものであることがわかります。忘れていけないことは、私たちが生きていくうえで必要な栄養素の種類も量もだれもわかっていないということです。今、わかっている範囲ではという前提条件を忘れてはいけません。そして、私たちは常に富士山の8合目にいるという錯覚に陥りがちだということです。100年経ってみたら、実は一合目にも着いていなかったという可能性があります。

ここですね。これは事実で、腸内細菌叢の研究だけでも、食べるとは何かがわからなくなってきています。人間はものを食べて分解しているだけではなく、食べかすを腸内細菌たちに分け与えています。つまり共生関係があります。腸内細菌が代謝した物質を人間が取り込むことや、腸内細菌のおかげで免疫が暴走せずにいることもわかっています。数兆オーダーの細菌たちを維持することも食事なので、どこまでが栄養かだなんて簡単な問題ではないのです。

ちょうど先日読み終えた土と内臓にも同様のことが書かれていました。どうやら腸内細菌の衰えと自己免疫疾患などは関係があるらしい。

じゃあ、COVID-19と腸内細菌叢は関係があるのだろうか?と思って調べたらそういう仮説もあるようだった。

www.thermofisher.com

www.riken.jp

COVID-19の症状が人によって違うのは細菌叢の違いではないか、ということだ。昨今の免疫の理解からするとありえそうな話である。

 

ちなみに、先の栄養士さんのブログはやたらとおもしろくてエッセイとしてレベルが高い。やはりインターネットも捨てたものではない。みなさんSNSにこもってインターネットに絶望していますが、インターネットはSNSだけではない。外を見ましょう。

このブログは、ちょっと配色がきつくて読みづらいのだが、それは古き良きインターネットのセンスということにしておきましょう。黄色ウクライナの国旗のようですね。

ja.wikipedia.org